アフタークリスマス/新城侑樹

どうも。三度のメシより白米が大好き、新城です。


さて。


遅くなりましたが東京ミルクホールのクリスマス会にご来場頂きました皆様、誠にありがとうございました。

お礼ついでにクリスマス会を見に来てくれた方にだけ面白い話を(逆に言えば来なかった方にはまったく面白くも何ともない話を)したいと思います。


演劇三銃士の話をします。


タケトモさんもネタ中にぼやいてましたが第二部演芸会は当初希望者のみの自由参加でした。が、ある日いつの間にか全員参加になっていました。

TMHにはよくあることです。

で、当初ピンでやろうと思っていた事が諸事情でできなくなったので、浜本さんとアダチさんのコント枠に僕が介入したのが結成のいきさつ。


打ち合わせ段階で浜本さんと話していて分かったのは、「障害を乗り越えながら真面目に芝居をする人たち」のコントであるということ。


当初決まっていた「障害」候補は火のついたろうそくをはじめとした痛い系、それ以外は各自考えてくることになりました。


僕「浜本さん、一応わさび歯磨き、巨大風船、千本ノックとか考えたんすけどどうっすか?」

浜「あーちょっとアレだね」

僕「もうちょっと分かりやすくてお客さんびっくりしすぎない感じのがいいですかね」

浜「そうだね」

僕「タライとかっすか?」

浜「ううん。栗」

僕「栗・・・? イガイガのやつっすか」

浜「うん。栗」


・・・

壮大なビジョンが感じられますね。


ちなみにアダチさんは「硬球ぶつけたい」「ヌンチャクでぶっ叩きたい」「とりあえず何でもいいから殴りたい」というような物騒なことを爽やかな笑顔で仰るのでだいぶ目の前が真っ暗になりました。


翌日、「イガ栗が手に入らない」という理由により最終的には全員ロウソクで本数が増えていくという形になりましたが、2日目まで舞台裏にヌンチャクが設置されていたのは内緒です。


仕上がりは見て頂いた通りですが、我々の情熱を感じて頂けたなら幸いです。


※プロの人用の低温ロウソクでも軽く発狂するくらい熱いから、よい子のみんなは絶対にマネしちゃダメだぞ!お兄さんと約束だ!!


写真は激戦の舞台、江戸川橋はカフェ絵空箱です。


スタッフのお姉さんが綺麗すぎてどうしたらいいのか分からなくなりました。

一方、お客さんの女性が素敵すぎてどうしたらいいのか分からなくなった挙句、舞台上から言葉によるセクハラ行為を行ったモリヘイさんという人もいました。元気かなぁ…。

結論:素敵なクリスマスの思い出ができました。


ちなみに当初僕がピンでやろうとしていた芸は、3/9(土)の放送禁止ミルクホール名人会でお見せできるかもしれません。

それでは皆さんよいお年を。
来年もよろしくお願い致します。