遠征まとめ(絵日記的な何か)／新城侑樹 - 劇団東京ミルクホール稽古場日記

今月頭の事なのに既に遠い過去のことのように思える某国遠征について、現地で付けた旅の記録に基づいて書き留めておきたいと思います。

あ、雑多な内容になりますのでよっぽどヒマな方以外は読み飛ばしてください。

10/29(火) 1日目
北京到着。
大気汚染で空がグレーだ。
完全な自動車社会。道幅いっぱいに広がる自転車の大移動はもう見られず、世界の終わりみたいな渋滞とクラクションが現在の風景な模様。
横断歩道も含め自動車優先だから歩行者信号が青でも右折車左折車が速度をゆるめずガンガン突っ込んでくる。危ねぇ。

夜、現地主催の歓迎会。浜本さんと兄やんがステージに上げられ乱舞する光景を見て、ステージ下で泣きながら手拍子。泣く。

10/30(水) 2日目
劇場入り。
梅蘭芳先生啊！？
夜、北京で北京ダック。
スライスした肉の最後にアジの刺身感覚でアヒルの頭部を添えるのはやめてほしい。

10/31(木) 3日目
北京公演本番。
カーテンコールでの客席のチビっ子の笑顔に理由もなく感動。

11/1(金) 4日目
ここにきて兄やんと浜本さんの中国語熱が高まり始める。
シェンマおじさん。
午後から北京外国語大学での公演。
大盛況。ウケすぎて不安になる。
やべー、俺たち人気者だったのか。売れ始めたドリフの気分を味わう。

11/2(土) 5日目
早くも兄やんと浜本さんが中国語に飽きる。
天安門広場から故宮(紫禁城)見学へ。

トイレの横の売店で西太后モデルの赤と青のとんがり帽子を買って盛り上がるお二人。しかしやはり5分で飽きる。
この辺から毛沢(Kezawa)グッズが欲しくなる。

ラストエンペラーのあそこ。
そして故宮を北に抜けたお堀沿いにリアルかたわこやストリートが。

午後から天津に移動。詩吟。
地方都市かと思いきや、大気汚染が北京よりヒドい。高層ビルのてっぺんが霞んで見えない。
天津で食べる点心、おいしゅうございました。でも天津に天津飯は無かった。

夜、コンビニを探して浜本さんと出かけるもスラム街と人っ子一人いない産業道路に迷い込む。数十分延々街灯もない道を歩き続け、やっと街の灯りに辿り着いたと思ったその曲がり角。
「ワンワンワンワン！！」
「ギャー！！！！」
ビルの敷地に放し飼いにされた小熊みたいなサイズの多数の番犬にしこたま吠えられ、我慢していたウンコをあわや漏らしかける。
(ちなみにコンビニはありませんでした)

11/3(日) 6日目
天津劇場入り。