チラシの裏/新城侑樹

先日の「イイ感じ☆」ご来場の皆様ありがとうございました。

今回のシネマでに見とけのコーナーで取り上げた『ドラゴンへの道』に、どうしても気になるキャラがいたのでちょっと掘り下げてみます。

日本人空手家役のウォン・インシク先生!

元々は韓国の武道家で、ハプキドー(韓国式合気道)の達人との事。
そのヘタクソすぎる日本語とブルース・リーに一方的にボコられるシケっぷりで強烈なインパクトを残す彼の別作品での活躍が見たくて、ジャッキー・チェンの『ヤングマスター 師弟出馬』を見ました。

ドラゴンへの道ではチャック・ノリスにもいいようにあしらわれるザ・咬ませ犬でしたが今回はラスボス。

大出世です。

テコンドー的なスタイリッシュな足技とハプキドー由来であろう立ち関節を武器にジャッキーと20分近くの死闘を繰り広げるウォン・インシク先生。

か、カッコいい。

というかもはや別人の域。あのジャッキーが手も足も出ないという。

最後は掟破りのリバースパワーボム(えっ)で沈められるインシク先生ですが、アクション映画としても結構な見応えでございました。

キャスティング的なところでは怒りの鉄拳の兄弟子の人がジャッキーの師匠役だったり、燃えよドラゴンの敵の親玉であるMr.ハンの人がギャグキャラで出てたりするので、ドラゴンシリーズを見た後でもしお暇があれば是非。


という訳で次回のイイ感じ☆は2/14(金)開催、シネマでに見とけのコーナーはブルース・リー特集第二弾、『燃えよドラゴン』、『死亡遊戯』の二本です。
宜しくお願いします。よっそいよっそい!