恋のトライアングル/永山盛平
おっす!
俺だ!
そうだ、暗中模索の永山だ!
みんな、元気だったかい?
俺はまあまあ!
さてさて。
昨年に引き続きましてですね。
私めがまたもや東京ミルクホールさんに出させていただくことになりましてですね。
今回稽古場日記の当番となりましたので、ここはひとつ、今回の公演を観ていただくにあたっての目玉情報をお伝えしようと思いま…、したが!
ネタバレになるといけないから僕の初恋の話をしまーす!
イェーイ!!
僕はですね、札幌の小学校におったわけなんですけれどもね。
そこに『あさみちゃん』って娘がおりましてですね。
ちょっとエキゾチックな綺麗な娘で、気も強い感じのなかなか手強い子だったんですよ。
でも家も近所だったんで仲良くなって。
そして、一緒に遊んだりしてるうちにあさみちゃんのこと好きになっちゃって。
でね、そうこうしてるうちに彼女にも好きな人がいるってなって!
『誰だよそれ!?』ってなって!
『でもぶっちゃけ俺のことじゃねえ?これ駆け引きじゃねえ!?』ってなって!!
それでね、彼女にドキドキしながら聞いたわけですよ。
『好きな人、名前何文字?』って。
ストレートに聞けない根性のなさはこの頃から変わらないわけ。
そしたら彼女、言いましたよ!
『7文字。』
…7文字?
ながやまもりひら=8文字。
ズドーンですよ!!
思わぬハートブレイクですよ!!
あたしピエロですよ!!
ちなみにその7文字、同じく近所に住んでる永井くんのことだったんですよ!!
出席番号、俺の1コ前ですよ!!
いやー、悲しかったなあ…。
そうこうしてるうちに、あさみちゃんは5年生になって転校してしまい、僕の淡い恋心は切なくも終わりを告げたわけなんです。
みなさんにも、そんなちょっと切ない恋の思い出ありますか?
こんど飲みながら語り合えたらいいですね。
ついでにお芝居も観にきて下さい。
ちなみに今回、思いがけず昭和49年生まれの49ersが再度集まりました。
また一緒にお芝居できるとは。
老体に鞭打って頑張ります。