揉む/新城侑樹

どうも。最近ヒゲ剃りついでにちょっとずつモミアゲを刈り込んでいたらだいぶ無くなってきました、新城です。

ヅラの時に邪魔なんで。

そもそもモミアゲは何故モミアゲと言うのでしょう。
そういえば小学生の頃、近所の床屋に行って「もみ上げどうする?」と聞かれると決まって「適当に揉んどいてください。」と答えては2〜3回耳の前あたりを揉まれたのち短く刈り込まれていました。そういうもんだと思っていました。

考えてもしょうがないので語源由来辞典さん(http://gogen-allguide.com/mo/momiage.html)を見てみましょう。

"もみあげは、寛永から正保の頃、武家の下々の者がロウソクの溶けたものに松脂を加え、はえさがっている「もみあげ」を上げて「鬼ひげ」にしたことから、「あげ」の呼称がついたという用例が「落穂集」にあり、漢字で「揉み上げ」と書くように、古くは耳の前の毛を揉んで上げていたことが語源とされる。
この他、下がっている毛が「上げ」と呼ばれる理由に、日本髪では鬢付け油を使い上げていることからも伺える。
江戸時代には「耳脇毛(みみわきげ)」が訛り、「もみあげ」になったとする説が出るなど、もみあげの語源は古くから疑問を持たれている。"


なんと。昔の人は本当に揉んでいたのか。
これからは親しみと敬意を込めて「耳脇毛」と呼びたいと思います。


さて今週末は舞浜イクスピアリにてミステリーイベントです。
連日の稽古も大詰めとなってきました。

個人的に哀原さんの役が他人とは思えません。すみません。(業務連絡)
2/11(月・祝)の17:00の回ならまだあるのかなどうなのかな。
楽しいイベントになる事は疑いの余地なしですので、来てくださる方はよろしくお願いします!


稽古中の写真を撮り損ねたので、今日の写真は平日の朝っぱらから大人の社会見学に出かける我々です。