18分の17/チャンマツ2013
「かたわこや」無事終了しました。
ご来場の皆様まことにありがとうございます。
最高に好感をもって呆れてもらえれば一番の幸せです。
かたわこや裏話
18分の17。これは稽古、本番を入れて身体に異物を入れた回数です。
研究生のプライド上本番は当然のように全ステ通しましたが
稽古中一度だけ通らない時がありました。
否
通さなかったのです。
それはなぜか?
本番を見てお気づきの方もいるかもしれませんが
私40秒ルールを成立させるためみんなが鼻に異物を突っ込んでいる時
タイムキーパー役をやっておりました。
主にJKさん等が40秒たっても異物が通らない場合は音響さんに手をフリ
「時間だよ。」と伝えゴングを鳴らしてもらう。という重要な役目
しかし稽古中ある疑問がでました。
自分もエセサブカル筋肉新城くんと一緒に鼻にぶっこむのでそこのタイム
は誰が計測するのか?問題です。
とりあえず段取り上。
その場の流れを見て浜本パイセンが音響さんに伝えるというもの
になりましたが音響さんの顔から「?」マークが消えません。
これはまずい。どれくらいの時間で自分とエセサブカル筋肉新城君がNGになるのか
「間」を伝えなくてはなりません。
そして音響さんもいる通し稽古で、自分はわざと通せないふりをしました
音響さんに「間」をわかってもらうために。
そう。通せたのに通さなかったのです。
…まるで東野圭吾のラストみたいですね。
という神業的ファインプレーを行ったことを本公演前にバスの中二人で500ミリリットルの紙パックのジュースをチューチュー飲みながら 哀原パイセンに話したところ
哀原「それ、音響さん気づいてないっすね。」
とバラクーダに操られていたウォーズマンのような冷たいりアクションをされ
その瞬間ぶん殴ってやろうかと思いましたが、おかげさまで
本番「通せませんでした。」が余計にできなくなりハードルが上がりました。
大変憤りを感じております。
まあとにかく怪我もなく無事に終了してよかったと思う今日このごろです。
写真はJKさんの楽屋 用意されているのは椅子と新聞紙のみ。
出演者全員椅子とテーブルが用意されているのに
JKさんだけ着替えが新聞紙だけだからとこの始末。
差別問題を取り上げる舞台であろうことか演者が
差別されているというパラドックスにJKさんの今回の並々ならぬ決意を受け取りました。
チャンマツ2013でした