魂の歌/佐野バビ市

『かたわこや』

すでに終演から二週間が経とうというのに、ありがたい評判がいまだ届いております。

ご来場の皆さま、あらためて御礼申し上げます。

今日も用事があって、客演さんとメールしてたんですが、

「楽しかった」「まだ興奮している」

なんて文字が躍り、共演者からの評判も上々で、これもかなり嬉しいことです。

文句も言わず、チェーンを鼻に通してくれた出演者に感謝と、役者魂に脱帽です。

そんな佐野ですが、

昨日から、

ひたすら同じ曲が脳内を駆け回っています。

ここで聡明なる稽古場日記読者諸兄姉に「アイウエオ作文」です。


「ア」はアートのア


「リ」はリビングのリ


「ク」はクリエイターのク


そう!


聡明なる稽古場日記読者諸兄姉なら、当然、ここまででピンときたでしょう!!



アリック日進です!!


完全に佐野の脳内は『かたわこや』とは関係のない世界に入っています。

歩いている時などは9割方、これを唄ってます。

名歌です。

さて、今日稽古場で、アリック日進の話からバブル時代の話になりました。

ここは座長らしい貫禄を見せとかないといけないと思い、バブル自慢を一つ。


「俺はバブル時代に家族でレッドロブスターに行ったことがあるからね」


「オォー!!!」(←実際に上がった感嘆の声)


一同かなり驚き、そして羨望の眼差しで小生を見つめていたのは言うまでもありません。


苦節10年。

組織の長として、今日、ようやくみんなに認めてもらえたな。

と、帰路、アリック日進の歌を唄いながら涙したのは言うまでもありません。