今シーズン終了/チャンマツ2013

更新なかなかせずに申し訳ありません。
昨日は東京ドームに行きました。
クライマックスシリーズ 広島VS巨人戦
負けたら広島は今シーズン終了
そんな広島の応援席に当然阪神のユニフォーム着て行きました。
5秒で係員さん(アルバイト)に「阪神のユニフォームはちょっと…。」
と止められたがそこで声たかだかに回りにいる広島カープファンに向かい演説しました。
クライマックスシリーズファーストステージ!阪神は広島に負けました。
ただ広島カープは試合終了後、阪神ベンチにもエールを送ってくれました。
その心遣いにわたしは大変感激しました。本日その広島カープの危機と聞き、はせ参じた次第でございます。阪神ファンではありますが本日は広島カープを純粋に100%応援するつもりです。ここにいるカープファンの皆様!それでも私はこのユニフォームを着てカープを応援することは行けないことでしょうか?是非仇敵読売ジャイアンツを共に打倒しましょう!」
自然と沸き起こる拍手、メンドクセーやつが来たという表情を浮かべる係員(アルバイト)さんが「少しお待ちください…」と言い。人混みの中に消えていき
3分後スーツを着た部長クラスが降臨し「阪神のユニフォームはちょっと…。」と
先ほどと同じことを言われ。光の早さでユニフォームは脱ぎました。

どうも社会権力にはめっぽう弱いチャンマツです。
ここでゴネてドーム出禁とかになったら一生後悔します。

結局さっくり広島負けちゃったのでもともと行かなくてもよかったみたいですね。
最近はなにか細々としたことを日々細々やっております。

そんな最近ですが映画にはがんばって週1回行っております。
今日はココ最近の映画評を載せたいと思いますのでご鑑賞の目安にしてください。

「恋の渦」
今年度ワーストクズ映画決定作品。
何かいいものを作ってやろう気概や情熱が作品中
イチフレームも感じられない。見たという記憶すらもう消したい。
☆☆☆☆☆

真夏の方程式」犯人役の前田吟さん自身はちっとも悪人に描かれていない。殺人のトリックそのものも事故としても成立するトホホレベル。とても心ない人が作っている映画だと思いました。ペットボトルのロケットを海に向かって飛ばすところはよかった。環境破壊してるけどね。
★☆☆☆☆

「きっとうまくいく」
インド映画がここまで来やがった。見ていて植木等さんの無責任シリーズを思い出した。要するにインドという国にパワーがあるのがよくわかりますわ。今後インド映画はネタとして見れない。大変おもしろいです。
★★★★☆

モンスターズ・ユニバーシティ
安心のピクサークオリティ。前作に比べればカタルシスが弱い。決定的に説明不足なシーンがあるなど凡ミスも見られるがテーマとしてお決まりの「信じていれば夢は必ず叶う」系ではなく最後まで主人公は徹底的に現実につきはなされる。そして最終的には「信じていて努力しても夢はもしかしたら叶わないかもしれない。けどそこまでの過程で得たものはかけがえのない人生の宝である。」という一歩踏み込んだところまで描いている。これにはさすがにピクサーだなと感心させられた。
★★★★☆

風立ちぬ
これは零戦を作る漢の話ではなく「モノづくりをする人間」が心に必ず秘める情熱を描いた映画である。だから万人受けする映画ではないし、しなくてもいいとあのじいさんは確信犯でやっている。そのじいさんの挟持に対して終演後に号泣しながらスクリーンに敬礼を行う。スタジオジブリの最高傑作であることは間違いない。
★★★★★

パシフィック・リム
中身の無いエヴァンゲリオン。コレ以上の褒め言葉はない。結論としてギレルモ・デル・トロ監督は最も信頼のおける漢であるということが証明された。
★★★★★

マジック・マイク
スティーブン・ソダーバーグは本当にやばい。男のストリップがテーマというマーケティング上一番数字を持っているF2層を取り込みながらやっていることはあくまでも人間再生の話。主人公の姉が出てくるシーンはずっとありえないくらいのロングショットか切り返しでの1shotしかない。これは姉の孤独を演出している。だけどだけど最後のワンカットだけは…。そういうことか!ソダーバーグ先生!あとしばらく見なかったハリウッドの堺雅人よろしくヤサ男のマシュー・マコノヒーの使用後感がハンパない。
★★★★★

サウンド・オブ・ノイズ」
キチガイが音楽でテロを起こす話。ストーリーは全力で破綻しているが監督が音楽を愛しているので結局イッテコイのいい映画。
★★★★☆

「最愛の大地」
アンジェリーナ・ジョリー監督なので白いタンクトップ一丁で世界中のお宝を漁るお色気インディ・ジョーンズの続編かと思って見に行ったらコソボ紛争の話でした。メチャクチャ重いわこれ。初監督対決ならば小栗旬の『シュアリー・サムディ』に圧勝している。
★★★☆☆

「ワールドウォーZ」
見終わった後は好意的だったけど。よく考えたらダメだこれ。
ゾンビ映画じゃなくてゾンビゲームの映画化だね。研究所でだるまさんが転んだ
やりだした時はもうどうしようかと思った。
★★☆☆☆

「わたしはロランス」
いやー。ね。「愛」はね。深いね。壮大だね。すごいね。
ひとつ気づいたことはどんな結論でも「恋愛映画のラストシーンは二人の馴れ初めを描くと成立する。」という方程式を発見
★★★★☆

「あの日見た花の名前を僕たちはまだしらない」
こんなの見たら泣くよ! 泣くけどさ! ずるいするいよ! うわーん((泣)
★★★☆☆

「マン・オブ・スティール」
なんか全体的にお通夜みたいな映画。敵がスーパーマンを恨む理由がよくわからないからスーパーマンもどうしていいかわからず。正義の象徴としてのアイコンにはなってないのが残念
★★★☆☆

ガッチャマン
関係者全員1日でも早く死んでもらいたいと熱望する。
★☆☆☆☆

「凶悪」
ピエール瀧先生・リリーフランキー先生の夜の顔が垣間見える実録犯罪もの。
飲み会のシーンは圧巻。予想以上にリアルで面白い。
★★★★☆

そして父になる
名作。これハリウッドでリメイクしても問題ないね。こういうのを映画だね。映画。最後の方は目から汗が吹き出た。福山雅治の無愛想感。真木よう子の育ちの悪い感がすごくよいね。「僕がなんとかします。」
★★★★★

「クロニクル」
よく考えて作ってあるんじゃないかなと思いましたわ。省略の仕方が実に見事。
超能力をエロパワーにほとんど転化しなかったのが唯一の欠点。マン・オブ・スティールで足りなかったものがここにあったね。
★★★★☆

地獄でなぜ悪い
園先生がついに人間から別次元へ昇華した作品。俺達が世界に誇りたい園子温がここにある。必見です。そう園子温映画はリアリティじゃなくファンタジーである。
クライマックスは何がすごいかわからないけどもうなにかとんでもないことになってる。
★★★★★

「今日子と修一の場合」
とんでもないクソ映画。半分以上が説明シーン。奥田瑛二はもうすでに完全にオワコン。こんなにダサい映画見たのは本当に久しぶり。オムライス!オムライス!
★☆☆☆☆


死霊館
演出、カメラワーク、編集どれをとっても気をてらってないホラー映画
ものすごいベーシックなだけに結果ものすごく怖くて面白い。基本が以下に重要かを思い出させてくれましたわ
★★★★☆

この中だったら一番のオススメは個人的には「地獄でなぜ悪い

一般的には「そして父になる」ですかねー。