テスト前/佐野バビ市

追い込まれてる。


今週かなり追い込まれてる。

これまでの人生の中で一番追い込まれてる。

書かなきゃいけないものが山のようにあるのだ。(通称:〆切山)

するとどうなるかというと、
中高生がテストの前にまず部屋の掃除を始める。というアレである。

なにも今それをしなくてもいいのに…ということをしてしまう。

まぁ、直前に掃除なんてことはさすがにしない。
立派な大人である。
掃除は前日に終わらせてある。

すると困った。
やること(現実逃避できるもの)が無くなって追い込まれた。


本来やることは書くことなのだが、今、どう、それから逃げるかが問題なのだ。

余りに追い込まれて、


武豊にファンレターを書いてしまった。


正確に言うとファンメールか?
武豊公式サイトに「ファンメールを送る」という項目があって、そこから天才ジョッキー武豊に応援メッセージを送ることができるのだ!!


聡明なる佐野工船(休業中)読者諸兄姉なら不思議に思うだろう。

「え? 佐野バビ市が武豊に??」

そう。小生、アンチ武豊なのである。

JRAに君臨する絶対王者武豊を仮想敵国とし、打倒武豊に成功した騎手・馬・調教師に喝采を送ってきた。

そしてこれも聡明なる佐野工船読者諸兄姉ならご存知かと思うが、最近、小生、競馬に対する興味が薄れてきた、つーか、ほぼ無い。
競馬に全く時間を使っていない。

なぜか?
いい機会なので自分探ししてみた。

そうするとやはり騎手なのだ。
魅力的な、個性豊かな騎手が減っている。
ドラマが無い。
そして、なにより武豊が低迷している!
JRAのCMなどには競馬界の顔として武豊が起用されている。
しかしその実態は、絶不調。全然勝てていない。
一昨年からヤバいのだ。ドバイのだ。
(最近「ヤバい」という単語がつい「ドバイ」に聞こえてしまう。理由はいつか稽古場日記で誰かが明らかにするだろう。)
その武豊低迷の理由についてはネット上で様々な情報が確認できるが、審議のほどが明らかではないのでここでは書かない。

そう!

やっぱりスーパースター武豊は競馬界で勝ち続けなくてはならない存在なんだ!
キング武豊スターホースにまたがり、G1では一番人気になり、競馬を知らないビギナーが武豊の名前で馬券を買って的中!で、ファンになる!
そしてアンチは誰かが一矢報いる場面を虎視眈々と待つ。


がんばれ武豊

武豊がいない競馬はちっとも面白く無い。

劇団東京ミルクホールは全面的に武豊騎手を応援します!

そして、

武豊復活の日が、すなわちアンチ武豊・佐野バビ市の復活の日でもあるのだ!



というわけで、冒頭の武豊を鼓舞するファンレターにつながったのである。
仕事で追いつめられている自分を鼓舞するかのごとく。
そして夜が明け、何も事態が好転していないことに絶望するのである!!!!!


武豊の人柄。早朝バズーカ。微笑ましい。【その6】まであるので見届けてくれ。